設計事務所 powerarchitects のブログ.
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チコリ(cicoria rossa di treviso)の種をいただいて、イタリアの種袋の説明だけを頼りに蒔いたのが6月。
下の写真の一番下の袋がチコリの種袋。出してあるのがチコリの種です。
種袋の写真を見て赤い葉がでてくるものだと思っていたら、真緑の葉がでてきました。
下の写真が9月の中旬。トウガラシの右下に生えている緑の葉がチコリです。
何か育て方が違うのかもしれないけれど、つまんで食べてみるとチコリ独特の苦みのある美味しい葉だったので時々少しだけ収穫してサラダに混ぜていました。
育て方を間違えたのだなあ、でもサラダで食べれるからいいかなと思っていました。
すると、寒くなってきて葉が紫がかってきて、ここのところ丸まってきたのです(属に言う結球)。
しかし、まだ写真のようではない。
何が足りないのか?多いのか?水や肥料が足りないのか?日を遮るべきか?もっと当てるべきか?
と、ここでやっと育て方を検索。
すると、このままでもサラダとして利用できるが、種袋の写真のように白い結球にするためには、畑でチコリを栄養満点、太陽満点で育てた後、まるまると太った根っこを収穫(葉は切り捨て)。冷凍保存しておいて、育てたい時に、暗室で15℃くらいに保ち21日程度育てると例のあの丸いチコリになるそうなのです。
なにか化学実験のような。日本の野菜でいうとウドで聞いたことのある育てかたですね。
紫がかって庭のアクセントにもなっていることですし、半分はこのまま育て、半分は試しに暗室育成やってみようかと思います。
miho
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先日、ツルを這わせる麻紐をかけました。平面的に張ってはおもしろくないので、立体的に張ったのですが
星座みたいでなかなか楽しい仕上がりになりました。
これから、ヨルガオ、西洋アサガオ(ソライロアサガオ)、ゴーヤが巻き付いていく予定です。
蒔くのが遅くなったので、ちょっと成長が心配ですが、西洋アサガオはかなり生育旺盛らしいので、きっとちゃんと登ってくれるでしょう。
miho
宮沢賢治は寂静(静やかな安らぎの境地)印と言うけれど私の心はあわただしい。
ハクモクレンの花が咲き始めたと思ったら満開をすぎ、


コブシの花が咲き出した。


春は駆け足で過ぎていくだろうと思うと、そわそわして安らぎとはほど遠い。
蒔く時期になった種もたくさん手元にある。
ところで、マグノリア(モクレン属)は強い香りがすると言われているけれど、鼻を近づけても微かに匂うだけなのはどうしてなんだろうか?種類によるのだろうか。
宮沢賢治 マグノリアの木
花ごよみからみた宮沢賢治作品の植物季節
木蓮科の花の匂いと系統進化
miho
ハクモクレンの花が咲き始めたと思ったら満開をすぎ、
コブシの花が咲き出した。
春は駆け足で過ぎていくだろうと思うと、そわそわして安らぎとはほど遠い。
蒔く時期になった種もたくさん手元にある。
ところで、マグノリア(モクレン属)は強い香りがすると言われているけれど、鼻を近づけても微かに匂うだけなのはどうしてなんだろうか?種類によるのだろうか。
宮沢賢治 マグノリアの木
花ごよみからみた宮沢賢治作品の植物季節
木蓮科の花の匂いと系統進化
miho
半日陰でも花が咲き、常緑で、丈夫で育てやすく、狭い庭でも大きな木の下にでも植えられる大きさで、種類豊富で長持ちする花を咲かせる植物はありますか?
と聞かれたら、そんな夢のようなものあるわけなさそうと、クリスマスローズのことをよく知らない人は答えるかも。最近とても人気がでてきたのは、当然の成り行きでしょう。
今満開だから見に来れば?と言われて、クリスマスローズを多種類集めていて、種から増やしている親戚のおうちに伺うと、すごく魅力的な花が多くて、改めて大好きになってしまいました。
ガーデン・ハイブリッドのいろんな種類。ダブルやセミダブル、黒など珍しい種類がたくさん。
白緑黄系のものも爽やかで綺麗
フェチダスなど原種系のものも素敵です。葉もオリエンタリスとはだいぶん違う。
洋風の庭にも和風の庭にも似合います。
上左、ヒメシャラの木の下で。上右、店舗の店先のオリーブの木の下に中央右寄りにグリーンの、右の方に白のダブル。
下左、ニゲルとステルニーの交雑種エリックスミッシィ。下右、自然に増えた白いオリエンタリス、20年くらい毎年咲き続けているそうです。
たっくさんの苗をいただいてきたので、どんな花が咲くか楽しみです。
苗は珍しい品種は特に他の植物に比べると値段が高いのですが、夏の高温多湿時に直射日光が当たらないところに植えれば、かなり丈夫なので毎年楽しめるし、種で増えたり、株分けをして増やしたりが簡単。
自分でめしべにおしべをつけて交配もできます。
種からは花が咲くまで3年ほどかかるけれど、園芸界の三年て短いほうでは?
参考サイト
クリスマスローズの育て方(ヤサシイエンゲイ)
クリスマスローズの育て方(趣味の園芸)
ヘレボルス・フェチダスの育て方(趣味の園芸)
ヘレボルス・アーグチフォリウスの育て方(趣味の園芸)
ヘレボルス・ニゲルの育て方(趣味の園芸)
miho
3月8日はイタリアでは Festa della donna という日で、お世話になっている女性にミモザの花を贈る日だそうです。ミモザ、アカシア、ワットル、ワートルなど同じものでも様々な名で呼ばれているし、実際様々な種類があります。写真の花は、銀葉アカシア、一番普及していますが、残念ながら匂いはほとんどしません。
南仏などに行くと、斜面に大きなミモザの木がたくさん植わっていますが、あれは日本で言う房アカシア、いい匂いがします。香水の原料になっているのはこれや、キンゴウカンという種類のものだそうです。
他にも、ユーカリのような丸い葉の香りがある丸葉アカシア(パールアカシア)、大きな花で香りの強いスペクタビリスなど、ミモザやアカシアと呼ばれているものには何十種類とあるそうで、もし家に植えるなら香りが良くて、あまり大きくならない丸葉アカシアあたりかなあと。
ちなみに、アカシアの雨にうたれて~の歌のアカシアは、ハリエンジュ(ニセアカシア)という白い甘い香りのする藤のような花が咲く木だそうです。同じ豆科だけど全く様子が違う。
ちょっと区別がつきにくすぎて混乱します。写真と特徴とできたら本物を並べて見たり匂いを嗅いだりしてみたいものです。
とりあえず、柔らかそうでとても綺麗。名前のことは忘れて足を止めてしばし鑑賞。春です。
参考サイト
アカシア品種別詳細(レアプランツジャパン)
香りについて(profice)(ENTRATA→Esential→Mimosaでたどりつきます)
銀葉アカシアの育て方(ヤサシイエンゲイ)
miho