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設計事務所 powerarchitects のブログ.
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204建築のワークショップ「茶室をつくろう!」を開催しました. たくさんの皆様にご参加いただきとても楽しい会になりました.ありがとうございます.

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朝9時に集まっていよいよ公園で作業スタート!
規格物の紙パイプと輪ゴムを使ってドームをつくります.紙パイプは直径38mm長さ1090mm.ちょうどサランラップの芯の太さです. 紙パイプは軽くて子供でも扱いやすく怪我の心配がありません.

02_pattern.jpg
まずは3本を使って3角形の基本パターンを作ります.ゴムを通してかけるだけ.幅広ゴムの摩擦だけで十分止まります.

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基本パターンを六個組み合わせてドームをつくり、それに即興で材を足してゆきます.パターンを繰り返すとサッカーボールのように5角形と6角形の組み合わせになるのですが、それでは大きくなりすぎるしおもしろくないので途中からランダムにしました.

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大きさが見えてきました.ある程度足下を固めたらみんなで持ち上げて所定の位置に移動.ほんとに軽いです.

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2チームに分かれて作った大小2個のドームをつないでみました.奥が待合いで手前がお茶室の見立てです.

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ここで布が登場.四角い布に張りを与えながらゴムに挟んでゆきます.ENWAMADEの高橋さんに貸していただきました.どうもありがとうございます.布を張ることで構造体が格段に安定します.

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張り終わりました!内部の眺め.重なり合う布の濃淡や構造体のパイプ、すかし見える木々と木漏れ日のパターンがとてもきれいでした.ここまで1時間ぐらいの作業です.思ったより断然早い.

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遠目からみると芋虫のような・・

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お昼休みを挟んで午後からはいよいよお茶会です.

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みの虫・・・?
紙管とゴムの耐候性をクリアすれば、仮設建築としていろんな可能性が見えてくるのではないでしょうか.

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裏ではお茶の準備中.

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お点前は阪口公子さん、半東は久保田街香さん.子供たちも神妙にいただきます.30人以上ゲストがいたので5回転しました.

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お疲れ様でした!

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それっ!と解体.

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跡形もなくなりました.この間約5分.

お天気にも恵まれ、さまざまな方のご協力のおかげで無事ワークショップを終えることができました.参加いただいた皆さんにも楽しんでいただけたようで、とても満足度の高いイベントとなりました.やっぱり空間を作るのって楽しいですね.今回考えたこの構造体はいろいろ応用がききますのでまたどこかで試してみたいと思います.

zmk

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運転中に明治通りで見かけた六角.ここにもあのタイルがあるのかな?


zmk
ロンドンの建築大学、BartlettからChiristine Hawleyが学生を連れてやってきて千葉大と交流するという.研究室の先輩岡田哲史さんからお誘いを受け、少々関わることになった.
僕がバートレットに在籍したのは96-97年だから、 かれこれ10年も前のこと、Peter Cook体制になってから2年目か3年目のころであった.そのころのマスターコースの同級生の何人かがいまでもチューターとして教えている.昨年DeanがPeterからChristineにバトンタッチした.

日本の大学ではあまり考えられないことだが、むこうの学校ではプロジェクトのためにフィールドトリップに海外へ出かける慣例がある.そのなかでも東京はかつてのバブルのような活況はないものの、多くのユニットが毎年のように訪れる対象として注目される都市だ.

ChiristineとPeter Cullyが率いるユニット21の在籍する学生11名の今年のテーマはbuy, sell.ストリートマーケット、オークション、築地、株式市場、同人誌コミケ、はてはセカンドライフやEntropia Universeに代表されるMMOでのトレードなど、差異を媒介として発展してきた後期資本主義社会で生み出される商品価値の多様性は建築の空間にどんな影響をあたえているのだろうか?
かなり大きなテーマだけれど、学生一人一人がロンドンで行ったプロジェクトは、身近なコモディティを選択しそれにまつわる空間をデザインしていたようだ(詳しくは見ることができなかったのだがだいたい).
教育システムが異なるとはいえ、彼らの表現の饒舌さにはいつも驚かされる.

日曜日はホテルに集合し青山を散策した後秋葉原へという建築見学のおきまりコースにおつきあい.坂牛卓さん佐々木龍一さんもご一緒でした.学生が手にしていたのは外国人が書いたオタク向けアキバマップだった.十何年ぶりだと思いますよ秋葉原に行ったのは.バートレットの学生と千葉大の学生は数人でチームを組みそれぞれの興味の対象に散っていった.


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写真は水曜日に案内した大桟橋にて.

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宇都宮にて採取.

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大学生の時、友達の家に遊びに行って、洗面所を借りて手を洗うとき
このマグネットのついた石鹸をはじめて見ました。
私はこれに感動。
石鹸置きってどんなものでも、どうしても水気がとりきれず溶けた石鹸がにゅるにゅる。
石鹸自体も石鹸置きも。
清潔にするための石鹸がこんな前に使ったあとや跳ねた水に溶けてにゅるにゅるしているなんてあってはならないことなのに。
液体石鹸もあるけれど固体石鹸好きの私にとっては、ちょっと気になっていたことでした。
そこで、綺麗に乾いた固体石鹸がぶら下がってしかも使うときは手にしっかり持つことができる、
使い終わったらマグネットでピタッ。無駄のないデザイン!
これを見たときすごく感動したのです。



 後に、設計事務所で働いていて、スガツネのカタログでこれに遭遇して
これが、かのアルネ・ヤコブセンがデザインした衛生金物のVolaというシリーズの中のひとつだと知りました。
今回これをつけようかなあと、サイトを見ていると、CERAには廃盤と書かれている。フジデザインにはまだ問い合わせていないけれど、ついでに、soap magnet 、soap stickなどでネット検索してみました。

そして、出てきた画像の一部が下の面々。



左のはうーん、石鹸が花だという設定らしいです。花の蜜を吸うハチドリね
右の、これなんか、もっとすっきりデザインしたら、結構かわいいかも。



マグネットではないけれど
これもにゅるにゅるレス。棒にささった石鹸。
石鹸が使うとき取り外せないけれど、マグネットを入れ込む手間がないのはいいかも?
これ用の穴の開いた石鹸も、売ってるらしい。

こういうのはヨーロッパ、韓国ではわりとよくある使いかたらしいです。
(検索にひっかかったというだけなので、確かではありません)
アメリカのサイトでも、ヤコブセンの模造にしかみえない、
でもどっか出っ張ってたり、素材の悪そうなsoap magnet が安く売っていました。
日本ではこの類のもの、ほとんど見ないですよね?
ひも付きのおしゃれ石鹸みたいのはたまに見るけど。
小学校のとき赤いミカンの網に黄色いレモン石鹸が入っていたのが蛇口にぶらさがっていたのを思い出します。
でもあれもにゅるにゅるだった!
さて、どうしましょう。つくりましょうか。ソープマグネットかソープスティック。

miho

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