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設計事務所 powerarchitects のブログ.
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宮沢賢治は寂静(静やかな安らぎの境地)印と言うけれど私の心はあわただしい。
ハクモクレンの花が咲き始めたと思ったら満開をすぎ、
Magnolia-liliiflora1.jpg
Magnolia-liliiflora2.jpg

コブシの花が咲き出した。
Magnolia-kobus1.jpg
Magnolia-kobus2.jpg
春は駆け足で過ぎていくだろうと思うと、そわそわして安らぎとはほど遠い。
蒔く時期になった種もたくさん手元にある。
ところで、マグノリア(モクレン属)は強い香りがすると言われているけれど、鼻を近づけても微かに匂うだけなのはどうしてなんだろうか?種類によるのだろうか。

宮沢賢治 マグノリアの木
花ごよみからみた宮沢賢治作品の植物季節
木蓮科の花の匂いと系統進化

miho

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purpled.jpg
半日陰でも花が咲き、常緑で、丈夫で育てやすく、狭い庭でも大きな木の下にでも植えられる大きさで、種類豊富で長持ちする花を咲かせる植物はありますか?
と聞かれたら、そんな夢のようなものあるわけなさそうと、クリスマスローズのことをよく知らない人は答えるかも。最近とても人気がでてきたのは、当然の成り行きでしょう。
今満開だから見に来れば?と言われて、クリスマスローズを多種類集めていて、種から増やしている親戚のおうちに伺うと、すごく魅力的な花が多くて、改めて大好きになってしまいました。

various.jpg
ガーデン・ハイブリッドのいろんな種類。ダブルやセミダブル、黒など珍しい種類がたくさん。

whiteygreens.jpg
白緑黄系のものも爽やかで綺麗

foetidusgreen.jpg
フェチダスなど原種系のものも素敵です。葉もオリエンタリスとはだいぶん違う。

purples.jpg
洋風の庭にも和風の庭にも似合います。

place.jpg
上左、ヒメシャラの木の下で。上右、店舗の店先のオリーブの木の下に中央右寄りにグリーンの、右の方に白のダブル。
下左、ニゲルとステルニーの交雑種エリックスミッシィ。下右、自然に増えた白いオリエンタリス、20年くらい毎年咲き続けているそうです。
たっくさんの苗をいただいてきたので、どんな花が咲くか楽しみです。
苗は珍しい品種は特に他の植物に比べると値段が高いのですが、夏の高温多湿時に直射日光が当たらないところに植えれば、かなり丈夫なので毎年楽しめるし、種で増えたり、株分けをして増やしたりが簡単。
自分でめしべにおしべをつけて交配もできます。
種からは花が咲くまで3年ほどかかるけれど、園芸界の三年て短いほうでは?

参考サイト
クリスマスローズの育て方(ヤサシイエンゲイ)

クリスマスローズの育て方(趣味の園芸)
ヘレボルス・フェチダスの育て方(趣味の園芸)
ヘレボルス・アーグチフォリウスの育て方(趣味の園芸)
ヘレボルス・ニゲルの育て方(趣味の園芸)

miho



mimoza.jpg
3月8日はイタリアでは Festa della donna という日で、お世話になっている女性にミモザの花を贈る日だそうです。ミモザ、アカシア、ワットル、ワートルなど同じものでも様々な名で呼ばれているし、実際様々な種類があります。写真の花は、銀葉アカシア、一番普及していますが、残念ながら匂いはほとんどしません。
南仏などに行くと、斜面に大きなミモザの木がたくさん植わっていますが、あれは日本で言う房アカシア、いい匂いがします。香水の原料になっているのはこれや、キンゴウカンという種類のものだそうです。
他にも、ユーカリのような丸い葉の香りがある丸葉アカシア(パールアカシア)、大きな花で香りの強いスペクタビリスなど、ミモザやアカシアと呼ばれているものには何十種類とあるそうで、もし家に植えるなら香りが良くて、あまり大きくならない丸葉アカシアあたりかなあと。
ちなみに、アカシアの雨にうたれて~の歌のアカシアは、ハリエンジュ(ニセアカシア)という白い甘い香りのする藤のような花が咲く木だそうです。同じ豆科だけど全く様子が違う。
ちょっと区別がつきにくすぎて混乱します。写真と特徴とできたら本物を並べて見たり匂いを嗅いだりしてみたいものです。
とりあえず、柔らかそうでとても綺麗。名前のことは忘れて足を止めてしばし鑑賞。春です。

参考サイト
アカシア品種別詳細(レアプランツジャパン)
香りについて(profice)(ENTRATA→Esential→Mimosaでたどりつきます)
銀葉アカシアの育て方(ヤサシイエンゲイ)

miho
駒場東大前で2時間ほど空いたので、ずっと行きたいと思いつつ行っていなかった日本民藝館に行ってきました。
nihonmingeikan.jpg
特別展 編み・組みの手技-籠・蓑などが開催中で、展示物の中には見れば見るほどよく感心させられるものがありました。山ぐるみの一枚皮でつくった箕(み)や、箕と同じような形で篭状にあまれているもののその編み方が、無駄がないうえに実用的で見て美しいもの、端では束ねられることで補強となり、一本のまま篭の網として続けて編まれていく様は用の美というより作品をつくる意図もあったのではないかと思わされました。螺旋に藁で編まれた蛍篭(作り方が載っているサイト)も何度かみたことがありますが、改めて見ることができました。
常設の日本の焼き物も日本発のデザインの美しさにほれぼれ。
館内は撮影禁止だったので写真はとれなかったのですが、こんな説明ではわかりませんね。興味のあるひとは足を運んでみる価値ありです。
西館(旧柳宗悦邸)は展覧会開催中の毎月第2水曜・第2土曜・第3水曜・第3土曜日に公開ということで私は入れませんでしたが、どうせ行くなら開館日がいいですね。
私もまた機会があったら西館の開館日に行ってみようと思います。
sasikoori.jpg
館内にあるショップで、福島県、大峡健市さんの刺子織りのふくさを買いました。お弁当包みにぴったり。中に入れたものが美味しく見えそう。手で刺したように見えるのですが織機でおっているそうです。
他にも大分県の子鹿田焼の皿など魅力的なものが売っていました。もちろん元館長、柳宗理のものも。
ショップには入館しないと入れないのですが、入館料が千円するのでショップだけでも外から入れるといいなと思いました。

miho
近所の梅畑で梅の蕾がふくらんできたと思っていたら、咲き始める前にばっさりと剪定されていた。
桜切るバカ梅切らぬバカという言葉があるくらいで、梅は剪定しないといい花が咲かないしいい実が成らない。
でもこんな蕾がふくらんでいる時期に切るのかあ。捨てるのはもったいない。その剪定枝はどうみても捨てられているので拾っていきたいのだが、フェンスがあって手が届かない。畑の持ち主もいないので頼めないし。
なんとかフェンスの間に手を入れて手が届いた二枝をもらってきた。
senteiume.jpg
今朝は梅に雪が降り積もってしまった。
ume
ume
先日、うちにもってきたばかりの梅
umesaki.jpg
今日はもう咲きはじめている。甘い香りがしている。すこしこもったようなこの匂いはパウダリーと表現するらしい。

この間、近くに用事があって行ったので少し歩いて、梅林の家を見学してきた。
umebayasi1.jpg
屋上にも周りにも草がたくさん生えて、なじんでいた。なじんでいたとはいえ、他の家と違う紙細工のような雰囲気(実際は鉄細工ですが)はやはりひょっこりと周りから浮いている感じだった。紅白の梅が咲いていた。
竣工直後の写真はこちら

miho

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