設計事務所 powerarchitects のブログ.
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青山スパイラルで開催中の「ティンバライズ展」にて.
昭和女子大学の田村圭介さん、シルビア・ルリさんと共同で、新しい木造による可変可能な空間と、フォースクエアのような位置ゲーによるAR空間を重ね合わせ、裏原宿穏田エリアを対象した架空のプロジェクト「モクモク穏田」を展示しています.
小断面の部材を高分子系接着剤で接着することでAR空間の人気度に応じて可変な構造体を考えました.かつて裏だった裏原宿が疑似表化し、裏の裏だった穏田商店街が人気のある裏原宿になってきています.裏と表が逆転・更新できるような街が考えられないだろうか.
「あちら側」のクラウド空間とこちら側の木造空間が寄生し合いつつ更新していく提案です.
まるで極相状態に至った林のような、山の上に留まる笠雲のような感じ.
横のモニタでは、柱の生成モデルをライノセラス上のプラグイン、GRASSHOPPERにて検証した3分ほどの動画を流しています.柱の長さ、コントロールポイント、スラブの位置、荷重条件、ヤング係数などによって柱径を割り出し、増減築に応じて住人自らが構造的に必要な部分に部材を接着・補強したり、また撤去できるようになっています.
5月30日(日)までですので是非足をお運びいただき、ご覧いただければと思います.
zmk
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